もうとっくに終わってるけど、闇ヴェクトル。
ワルレも終わるというのに、今さら常設レイドという。
とはいえ、今日の主題は常設レイドの自動周回。
神器の錬成にレイド周回は欠かせない。
まずは装備のバフや特攻に関して、ルールを確認しておこう。
1.永続バフは、装備最大+50%・パッシブ最大+50%・神器最大+50%で、合計最大+150%
2.〇ターンの一時的なバフは、装備・スキル・神器の合計で最大+50%
3.装備・スキルの「〇へのダメージ〇%アップ」は、そのとき最大のものがひとつ適用される
4.神器の「〇へのダメージ〇%アップ」は、装備・スキルのアップに加算される
例えば、闇ソティ(全員に神獣特攻+30%)が居る編成で、スレイヤーズリング(神獣特攻+20%)を装備するのは考え直すべきであるが、神器の特攻は別枠なので20%だろうと上乗せした方が良い。
神器の作り込みは戦力アップに直結する重要課題なのである。
というわけで、周回動画。
本当はNormal・Normal・Hell・Normal・Normal・Hellとやりたかったけど、期待よりもNormalが1回少なくなっている。
🔽今回はkmmacroを使用していて、MACファイルの中身はこんな感じ
---------------------------------------
AUTODELAY 1500
DELAY 2000
:ループ
FOR %0=1 TO 6
:Easy_450, Normal_660, 1周19秒
DELAY 1000
LCLICK 280,460
LCLICK 660,520
LCLICK 480,420
LCLICK 1080,480
LCLICK 800,470
LCLICK 1012,660
LCLICK 300,160
LCLICK 180,80
LCLICK 1080,480
LCLICK 1080,640
LCLICK 1080,640
LCLICK 1200,600
NEXT
FOR %1=1 TO 6
:Hard_840, Hell_980, 1周16秒
DELAY 1000
LCLICK 280,460
LCLICK 980,520
LCLICK 480,420
LCLICK 1080,480
LCLICK 580,482
LCLICK 1080,640
LCLICK 1080,640
LCLICK 1080,640
LCLICK 40,80
LCLICK 1200,600
NEXT
GOTO :ループ
END
---------------------------------------
なぜ今回に限ってkmmacroなのかというと、常設レイドは基本的にひとつのレベルだけを周回するのではなく、Normalを周回してチケットを集め、チケットを使ってHellを周回し、チケットがなくなったら再びNormalを周回して...のように違うレベルの周回を繰り返す。この場合の自動化は、おーとくりっか~よりもkmmacroの方が明らかに向いているからである。
上のスクリプトを見ると、「FOR %0=1 TO 6 ~ NEXT」と「FOR %1=1 TO 6 ~
NEXT」の2つのブロックに分かれている。どちらも単純クリックの繰り返しだが、上のブロックは肉を消費するEasyやNormal、下のブロックはチケットを消費するHardやHell、それぞれを周回するためのクリックパターンとなっている。
最後にENDは置いてあるが、手前で:ループへ戻って行くので、ESCキーを長押しして終了させるまでこの自動クリックが終わることはない。
上のブロック開始数行の
---------------------------------------
:Easy_450, Normal_660, 1周19秒
DELAY 1000
LCLICK 280,460
LCLICK 660,520
---------------------------------------
を説明する。
注釈に入れてあるように、2つ目のクリック命令であるLCLICK
660,520がNormalボタンを押す指示で、これをLCLICK
450,520に変更すると、Easyボタンを押すようになる。
最初のクリックがLCLICK
280,460で始まっているのは、レイドが残っている場合、ここに再戦ボタンが配置されるからである。これにより、ワンパンで討伐できない場合や、討伐後にレイドが残ってしまうバグにも対応することができる。
クリックパターンの性質上、リザルト画面で再戦ボタンを押すよりも、トップ画面に戻ってから再戦ボタンを押す方が、命令を少なくできるのでこのような作りになっている。
クリック前のDELAY
1000は、リザルト画面からトップ画面へ遷移する時間を待機させるためのものである。この時間はプレイ環境によって数秒の違いが生じるので、各自調整する必要がある。
また、注釈にある「1周19秒」だが、上ブロックのパターンに含まれるクリックは全部で12あるため、AUTODELAY
1500ms×12で18000ms。そこに待機用のDELAY
1000msを加えて19000ms=19秒、という内訳である。
これはバトル終了から次のバトル開始まで大体19秒ほど、という目安になる。例えば、1つのバトルが30秒で討伐できたとしたら、そこから約19秒後に次のバトルが始まる。これによりバトルを50回繰り返したい場合、1回30+19=49秒で計算し、49×50=2450秒というのが50戦に要する大まかな時間だと考えることができる。
そして、クリックパターンが1周19秒なので、2450÷19≒129となり、まあ、パターンを130回くらい繰り返せば50戦やってくれるだろう、という目算が立つ。
ここまで来れば、あとはFOR~NEXTに当てはめるだけなので、FOR %0=1 TO
6の部分をFOR %0=1 TO 130と書き換えれば完成である。
ただし、上のサンプル動画でも失敗しているように、この仕掛けはバトル回数を厳密にコントロールできない。そもそもバトル回数の厳密なコントロールを重視していない。
下のブロックもパターンが少々違うだけで、やってることは同じである。
以上がスクリプトの説明になるが、以下は注意点。
まず、この仕掛けはソロ仕様である。マルチはクリック数が増える上に、現状でそれほど救援が期待できるとは考えていないため、わざわざ作成しなかった。ソロで十分にダメージを稼げない場合、期待通りの成果は得られないかもしれない。
それから、EasyとNormalは肉を消費しながら、足りなくなれば肉を補充するようになっている。しかし、肉はプレゼントボックスから補充するため、プレゼントボックスに肉が無い場合は十分に機能しない。
最大の問題は、旅商人登場のウインドウが開くこと。肉補充ウインドウとほぼ同じ位置なので、近づかないわけにはいかない。肉補充ボタンは押しても旅商人ボタンは押さないようなポイントを狙っているが、数ドットの違いしかないので、確率は低いが旅商人ボタンを押してショップへ移動してしまうことも起こり得る。
更にはその弊害として、バトル開始前の編集画面で、クリックが上から2番目、右から2番目のキャラアイコンをかすってしまう。
この画面だと雷炎ナツの位置。
編成メンバーにこの位置のキャラが居る場合、クリックによって編成から外してしまうことになる。
回避策として確実なのは、最初からこの位置のキャラをメンバーに入れないことである。そうすればクリックしたところで何も起きない。
あるいは、この位置のクリックを1回増やせば、外した後に再度加入させることで実質回避ができる。その場合は、1周19秒が20.5秒に変更されるので、繰り返す回数の調整が必要となる。
以上。
長くなってしまったが、常設レイド周回に関する説明を終わる。
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